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2009/02/05

「新しい日本の教育」 と 「高価格,低補助」

Tweet ThisSend to Facebook | by:落伍弟子
同じく文部科学省の報道発表ネタです。

2月3日
■新しい日本の教育 今こそ実行のとき!「心を育む」ための5つの提案
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/02/1236056.htm

にある
 ・新しい日本の教育今こそ実行のとき! (PDF:111KB)
  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/02/__icsFiles/afieldfile/2009/02/04/1236056_1.pdf
の「教育費」のところには
○奨学金の改善・充実

とかかれていますが,日本の高等教育における教育費がOECD諸国から見て特異な特徴をもっていることは案外知られていないようです。

OECD東京センターのホームページで資料が公開されています。
■OECD図表で見る教育2008年版:
 学生数の急増が資金と質の両面でOECD諸国の大学の課題となっている
 http://www.oecdtokyo.org/theme/edu/2008/20080909eag.html

 この資料についての報道はありましたが,肝心な点が指摘されていません。

 「日本に関する記者発表資料を見る」
  http://www.oecdtokyo2.org/pdf/theme_pdf/education/20080909eag2008.pdf
7ページ
日本では、授業料が高額であるのに対して公的な補助を受ける学生の割合が小さい。

これには「○ ただし、日本では学業成績が優秀だが経済的に就学が困難な学生に対する授業料又は入学金の減免制度があることについて留意する必要がある。」と書かれていますが,

 「パワーポイント・プレゼンテーションを見る」
  http://www.oecd.org/dataoecd/10/10/41274071.pdf
35ページのグラフをみると,日本だけが左上に孤立しているという異常さが際立っています。

この実情をふまえて,「新しい日本の教育今こそ実行のとき!」の奨学金の改善・充実がなされるのであれば良いのですが,大学学費の高騰だけではなく,「エンジェル係数」の上昇がとまらないのが社会不安に拍車をかけているようにおもいます。

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