朝日新聞の記事を読んで,ついに「記事になるようになったか」と思いました。
■生徒が隠していた戸籍名、中学教師が大声で呼ぶ 茨城
asahi.com 2009年5月3日10時40分
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY200905030002.html学校で使う氏名と戸籍名が違う事情については、生徒と親しい数人しか知らず、学年主任の指摘でクラス中がどよめいたという。
いろいろな問題が潜んでいると思います。
・生徒名が書かれたの名札は必要か(社員証,職員証と同じ意味?)
・通称名を使用するという「事情」の通知範囲(職員の知識共有)
・何が個人情報にあたるのか
テスト結果を発表するなど,個人情報の漏洩なのか,競争意識を活用しての学習意識を引き出すのか,などバランス感覚が要求されている教育現場では,ともすれば個人情報を取り扱っているという意識が麻痺するのかも知れません。
しかし,間違いは間違いだと認めなければ,生徒への指導は成り立たないと思いますし,何より学校を信用しなくなるのは目に見えています。
間違いはだれにでもあります。しかし,
保護者は1月に担任との面談で抗議し、3月にも教頭が同席した学年主任との面談で抗議した。しかし、学年主任は「身に覚えがない」などと否定していた。しかし取材に対しては、事実関係を全面的に認めた。
という態度に出られたら,学校という「組織」をだれもが信じなくなり,地域からも見放されていくでしょう。
・締め切りを守りなさい
・書かれている注意事項をよく読みなさい
・提出物には名前を書きなさい
・提出前に,記入漏れが無いかどうかを確かめなさい
というのは,学校の先生が定期テストや提出物を求めるときにいつもいう注意です。わたしも小学生のときから,ずーっと言われ続けました。
でも,それを守ってくれる「センセー」がすくないことを,体験で知っています。
物をこわしたら,すぐに届け出ること
というのは基本的な生活指導だとおもっているのですが,職員室の備品でも「誰が破損したかわからない」ということが発生したことも1度や2度ではありません。
そりゃ,自然にプラスチックが経年変化して破損することはあります。構造上の問題で,破損し易い部品もあります。でも,そういう連絡があれば,収集した原因と時期を基に「設計ミスではないか」とクレームをあげることも可能です。事象をかくしていて,「ある日偶然発覚した」というときは,対策が大変なんです。
個人情報の漏洩問題も,機器の故障報告も,「危機管理」というレベルで見て欲しいと思います。そうすれば,「いち早く正しい報告をしかるべきところに上げる」ということの重要性が理解してもらえるのではないでしょうか。
それとも,隠し通せなくなったのが「減点」という発想のままなんでしょうか。時代は変わっているはずなんですけど。
国籍は違うが日本名で通す、父親から逃げて母親と住所を変えているなどいろんな繊細な問題を抱えている生徒がいます。
中学の引き継ぎ事項が入試合格後必ずありますし担任団編成時の基本事項でしょう。
おそらくどの学校でも最優先で学年当初に共有情報として確認をしているでしょう。
この記事では、それ以前に主任の「言った覚えがない」という虚偽のシラを切る行為があるわけで、主任としても教員として不適格でしょう。
血液型だって,じつは問題だったりするんですよね。
生物の先生が悩んでました。
通称名とか保護者名とかはかなりデリケートな個人情報だ,というのは現場レベルでは当たり前のことだと思ってたのですが…。
生徒に普段注意してることを,教師がやってくれないという点は同感です。今年も新入生に「配布物はきちんと読んで,自分で考えて行動することが大切だ」という話があったのですが,私が担任にプリントで配布して口頭でも要点を言った指示はけっこう無視されてたんよね…。
>にプリントで配布して口頭でも要点を言った指示はけっこう無視されてたんよね…。
電話で「●×の事情で締め切りを守れないのですが,▲日には提出しますから」という連絡をくれる場合もあります。突発的な事情ってありますから,仕方が無いです。
でも,連絡もできないほどの突発的な重大事象ってのは別ルートで伝わりますから,わかるのですが,何度催促しても提出されないということもありますしねぇ。逆切れされたこともあります。
期限付きの提出物というのは,スケジュールを確定するためだったりするわけですから,提出しないでおいて要求だけを出して,それが通らなかったらクレームを言うというのは止して欲しい。そういう注意事項も大きく書いてあるんだけど「分かりにくくて読まなかった」といわれることもあったし。
まぁ,人間ってのは,自分に都合の良い情報だけを読むんですよね。占いといっしょ!(^^)!