2005/04/05 | がせビア(その3) -追加あり- |  | by:落伍弟子 |
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連載3回目も、また「がせビア」です。
第3回 ネットワークの経路を知る「tracert」コマンド
前回は、突然ネットワークがつながらなくなった時の対処方法として、
「ipconfig」と「ping」コマンドの使い方を紹介しました。今回は目的の
ネットワーク機器までの経路を知るコマンドの使い方を紹介します。
おいおい、「ネットワークがつながらなくなったときの対処法」として、前回は「バケツリレーの経路のどこで通行止めが発生しているのかを確かめるコマンドとして「ipconfig」だったわけでしょ? それと、
「目的のネットワーク機器までの経路を知るコマンド」の意味の違いはなんですか?
ここで、前回の説明がまちがいだってことがわからなかったのかなぁ?
では、以下OSにWindows98以降を使っている場合を例に
説明します。
1)<スタート>→<プログラム>→<アクセサリ>
→<コマンドプロンプト>
をクリックします。すると黒い画面が開きます。
2)画面の>マークのところで「tracert」コマンドを入力し,空白のあとに
接続先のIPアドレスまたは、URLを入力します。たとえば「Yahoo
ヤフー」までの経路情報を表示させる場合は次のように入力します。
>tracert△www.yahoo.co.jp (△は半角の空白を示す)
Windows98/MEの場合は「[スタート]→[プログラム]→[DOSプロンプト]」というのはおいといて、
接続先のIPアドレスまたは、URLを入力します
はないでしょう。
URLというのは、「http://ymiwa.exblog.jp/」というのですよ。
tracert http://ymiwa.exblog.jp/
ってするのですか?
「IPアドレスまたは、ホスト名を入力します」 でしょう?
ただ、ホスト名をコマンドプロンプトでは解釈できないようにしている場合があります。
「意図的にDNSサーバの設定をしない」で、いたずらでホスト名を使ってtelnetとかできないようにするわけです。
プロキシサーバをIPアドレスで定義しておけば、ブラウザからURLにホスト名を使ってもきちんとアクセスできますし、メールサーバもIPアドレスで指定しておけばいいわけです。
DNSサーバが定義されているパソコンでIPアドレスを調べて、そのIPアドレスを使ってtracertコマンドを使うのが確実です。
■2005年4月24日補足
現在はすでに「IPアドレスまたは、ホスト名を入力します。」と修正されています。
しかし、修正したのなら、修正したことを明記すべきです。
新聞でも「xx版」とありますから、今回もタイトルのところで
平成17年2月1日 第3号
平成xx年x月x日 改定
とか、あってもよさそうなのですが。