ケータイdeディスカッションの様子が,ケータイWatchの記事になりました。
2009/03/12 12:18
【第8回ケータイ国際フォーラム】
ユビキタス特区の取り組みや、若者のケータイ行動を読み解く
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/44458.htmlバーチャルの情報がリアルと重なり合い、情報による“社会的な抹殺”が可能になることを、「攻殻機動隊」の「光学迷彩」になぞらえ「社会的迷彩」と命名した。ケータイサイト上でのいじめなどがそれに当てはまるという。
ちなみにARを簡単に体験できるフリーのソフトを過去に紹介したかと思います。
「Space on palm」
太陽系の各惑星の大きさをPC上で表現するARソフトです
http://www.geocities.jp/chi_rin5050/spaceHP/このソフトをうまく使うには,PDFファイルを印刷した後,厚紙に貼るのがコツです。
コピー用紙に印刷しただけだと,カードがたわんでしまって,Webカメラが正確な角度や方向を認識できなくなるからです。
デモ映像をみていただくと,面白さが分かっていただけると思います。
理科の天体の授業で「つかみ」にはぴったりだと思います。
そうそう,ケータイ国際フォーラムで午前中にあった「キーノートセッション」も面白かったです。けいはんな会場にばっちり中継できていたようでした。ほんとはハイビジョンで中継したかったようですけど,いろいろあって。
【第8回ケータイ国際フォーラム】
有識者が語るケータイの“光と影”
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/44455.html中村氏は若者がリードする“ケータイ文化”の重要性を語る一方で、「1人1人の情報力が次の力になりつつあるが、どうも大人は分かってくれない」と述べ、昨今のケータイに対する規制強化の動きや、民間が率先して行っている第三者機関などの現状を解説した。
遊橋氏はまずケータイの“負の側面”に言及。「彼らはつながりあっていて独自のルールを作っていたりする。メールの返事がないと『遅いよね』といわれてしまう」と述べ、頻繁なメールのやり取りに悩んでいる子どもの例を挙げた。さらに、情報の信頼性向上や、多重化するコミュニティ上での処理を適切な時期に学べない教育の問題などを指摘。対する茂木氏は、「新しい技術の進歩を止めようとする守旧派は必ずいるが、人類が新しい技術を手放したことはない」と、昨今の動きを牽制する。女子高生が机の下でメールを打っていることに対しても「授業とは別の文脈を引き受けている。多重文脈を引き受ける方向に人類は進化している」とポジティブな見解を披露した。
負の面は教育で解決すべきことだと思います。隠しちゃダメ。この記事の続きにあるのですが,茂木さんがおっしゃっておられるように,日本は「パブリック」を本当に理解していないと指摘されていました。日本は蛸壺社会がすきなんでしょう。パソコン通信でも「たこつぼ社会」でしたが,インターネットでもたこつぼ化していって,ケータイでもパブリックを教えないとたこつぼの悪い面でヒートアップして引き返せなくなるんでしょう。
昨日の「相棒」がそういうストーリーでしたね。
この記事には書いてなかったのですが、パブリックとはどういうものだと茂木さんがおっしゃっていたのか興味があります。
たとえばAmazonの書評をみても,日本サイトのAmazonのは「読書感想文」レベルであるのに対して,米国サイトのは「書評」が書評を磨く「知の集合」といえるというようなことを言っておられました。「パブリック」な場という意味を押さえていれば,集合知が成り立つという意味でしょう。
たこつぼ社会では「暗黙知を知らないものは排除」ということが言いたいのかともかんぐりましたが,そうではなさそうです。知の集合による新たな可能性を生み出せないことにたいする失望感だと感じました。