「
祝日法改正??」の続きです。
■ある地方公務員電算担当のナヤミ
2010年2月18日(木)
ゴールデンウィーク分散化の地区割の考え方は想像を超えていた
http://d.hatena.ne.jp/alittlething/20100218/p1をみると、
この文章だけ読めば、関東地方、関西地方というような区分になるであろうと誰もが考えるだろうと思います。
なのですが、第1回会議の資料に記載されている例示は、その予想を超える内容が記されていました。
というわけで、国土交通省観光庁のホームページを見に行きました。
委員会、懇談会等 - 休暇分散化ワーキングチーム
http://www.mlit.go.jp/kankocho/iinkai/suishinhonbu/kyuka_wt.html 【資料3】星野委員提出資料PDFファイル
http://www.mlit.go.jp/kankocho/iinkai/suishinhonbu/pdf/kyuka_wt_01_06.pdfこれの8ページ目にかかれていました。
関東の例: 埼玉県のGWは5月の1週目
神奈川県のGWは5月の2週目
千葉県のGWは5月の3週目
東京A区のGWは5月の4週目
実はコレ フフランス、ドイツ、フィンランドなどではすでにやっている!
星野委員の肩書きは、「国土交通省成長戦略会議委員」なので、そっちの第1回資料をみると
http://www.mlit.go.jp/policy/kanbo01_hy_000574.htmlやはり、あの星野リゾートの社長さんでした。
でも、隣の県と休日がちがうと、混乱するだろうな。
東京近辺だと県境を越えて通勤・通学なんざザラなので、そういう区分にすると親と子の休みが合わなくてかえって観光に行けないんじゃないかなぁ。
まぁ、考えオチのような感がある話ですね。
そうなんですよ。京都府や滋賀県から大阪に勤務という人はザラにいます。京都市内から三重県県庁所在地まで近鉄特急で通勤していた友人もいます。休日をずらす地域を上手に考えないと(細分化しすぎると)ますます子育てが大変になると考えます。
私も使い物にならないに一票。祝日労働を禁止ぐらいにしないと、行政界を越える経済活動のある企業は事業所所在地ごとに休日を使い分けるなんてできないでしょうし。多国籍企業ではいまでも本社の休日には海外の出先が身動き取れないと言う話を聞いたりするわけで。
小規模なものは現在でもあるにはありますよね。都道府県市町村レベルの記念日の類。たとえば東京だと「都民の日」。もちろん親は休みにならないので、どこかへ連れて行ってもらえるわけではなく、子供同士で盛り場へ繰り出す日となっていました。
既存のいろいろを分析してから考えたほうが良いと思います。