ここはほんとうに活発な活動が続いています。
○講演
ダグラス トレルファ氏(玉川大学助教授)の講演から始まりました。
『ロサンジェルス教育委員会における学校・教師・生徒評価システムについて』
ということで、APIとか、DDS(だったかな)の話でした。
日本語がお上手で、助かりました。評価システムを導入するに当たって、日本でならまず組合関係が反対するのですが、ロスでの導入ではあまりなかった、というのにはちょっと驚きました。
○実践報告
・田鍋 文雄氏(取手市立野々井中学校)
『デジタルコンテンツ活用1人1実践への道 ~取手市の取り組み 1年目の報告~』
・奥村 稔氏(札幌北高等学校)
『教科「情報」でのキャリア教育のカリキュラム開発
~WIKIを活用した日米の高校生のOnline Debateの実践~』
これは昔からこの東海スクールネットの活動の目玉のひとつである「自律プロジェクト」の話です。自律プロジェクトの資料は
http://www.nextage.ne.jp/
に書いてあります。
・玉井 基宏氏(広島市立三入小学校)
『ネットワークコミュニケーション リテラシーの育成 ~チャットに気をつけよう~』
子供たちにチャットの体験をしてもらうのに、私たちも手伝ったのですが、その授業の報告でした。
○海外報告
林 敬泰氏(松阪市立殿町中学校)
『イギリスにおける教育情報化の現状 ~視察報告と電子黒板の効用について~』
教育が失業対策とはっきりと指摘されていました。
イギリスでは本気でe-黒板を全部の教室で利用させるつもりみたい。会場から、「うちにもあるが、利用していない」という声もありましたが、人事権をもつイギリスの校長は「これの活用をしてもらうためにきてもらった」とかいうこともあるそうです。
それと、授業が終わった後のIT教室を地域教育に開放しているというのが「ここだけのはなし」ということでしたが、これは西之園からフランスでの話を聞いていましたから、ようやく海外研修での報告で聞けるようになったのか、という感じでした。
失業・不法入国者の増加 → 社会不安の増加
これを解消するために教育(それも職業教育)が重要で、IT教育は必須、そのためのツールとしてのモバイル端末利用によるm-LearnigがEUの施策ですが、その話まではでてきませんでした。
○パネルディスカッション
『ポスト2005年のICT教育を考える
~今後の東海スクールネット研究会の進むべき方向性は?~』
コディネター 宮澤賀津雄(早稲田大学IT教育研究所)
パネリスト 赤堀 侃司(東京工業大学)
奥村 稔(札幌北高等学校)
林 敬泰(松阪市立殿町中学校)
玉井 基宏(広島市立三入小学校)
伊藤 博康((株)内田洋行)
残念ながら、始まったところで帰りました。
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タイトル : 玉川大学
玉川大学玉川大学(たまがわだいがく)は、日本の私立大学のひとつ。小田急小田原線の玉川学園前駅が最寄り駅。情報元:Wikipedia......more