asahi.com 2009年2月5日18時27分
■「ハッカー」に逆襲、パスワード盗み返す 中3書類送検
http://www.asahi.com/national/update/0205/NGY200902050001.html キーロガーを送りつけられて,IDとパスワードを盗まれた中学生が,ソフトを解析して盗んだデータの送付先を突き止めるのも,たぶん今の法律だと警察以外は犯罪といわれるかもしれない。ソースが公開されていないから。
まあ,解析したあと,警察に告訴しても被害が軽微として相手にされないとおもったのか,よっぽどはらがたったのかはしらないけれど,相手の情報を盗んだのは犯罪。
心情は理解できなくも無いし,その能力は高く買うけど,犯罪はだめだよ。
やっぱり,情報モラル教育が必要だよ。学校でそういう話を先生がしていたら,先生と一緒に警察に相談にいって,犯人逮捕に貢献してたら表彰ものだったのに。
仕掛けた方逆襲されるとは思ってなかったようですが、こういうことが実際に起きてしまうと、教育することの必要性を余計に感じますね。
今回の彼にはお灸を据えるのは当然として、彼の興味や能力を良い方向に伸ばしてあげられるような仕組みとかも必要かも知れませんね。
コメントありがとうございます。
ほんとうに「教育すること」は社会発展のために必要ですよね。
親が教えられることなら良いんですが、ITがらみのことは親も判らないというのが、圧倒的多数でしょうから、なんとか学校で教えるような体制にならないと・・・。
#そういえば、お久しぶりなのですが、覚えてらっしゃいますか?
#100校プロジェクトの絡みでお会いしたことが何度か・・・。
親どころか,学校の先生もたいへんですよ。
#あぶねでしたよね^_^;
スラドでも話題になってますね。
http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=09/02/06/0046219&threshold=-1
メールアドレスって、SMTPで送ってるのか? OP25Bで引っかかったりしないのか? とか、ファイルダンプしても見えないように当然なっているんだろうから、解析はどうやったのかなぁ。などと、非教育的に技術の話が気になる私。
警察や教師に言わなかったのは、そういう公式の大人たちが全く信用されてないってことじゃないの? もともとがオンラインゲームなんて話をしたら、関係ないことでお説教しそうじゃないですか。どっちも。引っ掛けられたことに憤慨して自分で解析しちゃうようなタイプの子だったら、そういうつまらない大人は相手にしないという気持ちは分からないでもない。
>そういう公式の大人たちが全く信用されてないってことじゃないの?
というわけで,教育が必要なのは,子どもだけでなく「教育できる大人の育成」も同時に必要ですよね。
技術を教えられるだけじゃダメですよ。この場合は「中学生が信頼してくれる大人」という属性も必要だから、人格も含めてかなり限定されるんじゃないかと思います。
「『流行』で起こった問題は,『不易』の取り組みで解決」というのが,うちの指導教官の到着点だったといってました。そういう意味でsantaさんと同じです。「ネットいじめに向き合うために」の第3話の職員室みたいな先生のチームワークを発揮できるような「大人の教育」が必要です。ふつうなら,犯人探しとか,警察に相談しろという案もでてくるのですが,心のケアを忘れがちなんです。対策技術だけを教えても,いたちごっこです。
古い本ですが、ケストナーの「飛ぶ教室」を例に取ると、こういうときの相談相手は禁煙先生であって正義先生ではないと私は思います。学校の先生は、精進して正義先生を目指すことはできても、禁煙先生みたいなスタンスは難しいんじゃないかな。
>正義先生ではないと私は思います
そこなんです。「『不易』の取り組みで解決」というのは,「熱血先生であれ」じゃないというところが話のミソです。熱血先生タイプはどうしても犯人探しをしたがるので,かえって話がややこしくなるばかりなんです。
まじめな人生を送って「公務員試験」に合格したあたまでっかちの「センセイ」じゃ,「社会の荒波をくぐっている生徒」に信頼してもらえませんよね。
禁煙先生は、学校の先生ですらありません。学校の隣に住んではいるけど、どっちかというと世捨て人。
で、何が言いたいかというと、「学校の教師」という立場の人間は、教師であるだけで中学生くらいだとアングラっぽい話を相談するような信用はできないのではないかということです。まぁ、とても優秀な先生はともかく、一般的にはそんなことは期待できないことを前提にシステム作りしないとダメじゃないのかな。
「禁煙先生」って禁煙車に住んでる「正義先生」の幼馴染ではなかったでしたっけ?もううろ覚えですが。
で,ビデオの第三話には,様子がおかしいことに気づいた先生に対して保健室の先生がアドバイスして,一時的に保健室登校になります。
この場合「禁煙先生」役は養護教員なんですが,非常勤で学校を巡回している「スクールカウンセラー」という制度も・・・やっぱり子どもから見たら「センコーの回し者」なのかなぁ。
禁煙先生が正義先生の親友だったと素性を明かして校医になるのは物語の最後ですから。そこまでは、禁煙車に住んで、夕方になると怪しげなレストランでピアノを弾いて夕食と日当をもらう変なおっさんと生徒たちには認識されてます。
「(舎監の)ベク先生のあだなはユスツス(正義先生)と呼ばれました。それは正しい人という意味でした。ベク先生は正しい人だったのです。それだからこそ、彼らはベク先生をあれほど尊敬していたのです。
しかし、正と不正を区別することが困難なような場合、彼らはちえを借りる必要がありました。そういう時、彼らは正義先生のところには行かないで、大いそぎでかきねを越えて禁煙先生をたずねていくのでした。」『飛ぶ教室』高橋健二訳、岩波書店
保健室登校ってのは、学校の教育システムの本流から外れた養護教員というところがいいんでしょうけど、キーロガーをハックして、逆クラックをかけるようなタイプの子どもから見たら情報筒抜けの一つ穴のムジナじゃないですかね。非常勤のスクールカウンセラーは、そもそも常駐してないので個人的なつながりとして信頼されるのが難しいと思います。
>変なおっさんと生徒たちには認識されてます
私の小学校のころは,用務員のおじさん(宿直も兼ねてましたから,学校に住んでて,放課後とか掃除の時間にお願いにいくと,僕ら子どもに対してはいつもおかしなしゃべり方をするので,変なおじさんと思ってました)がそういうイメージだったことを思い出しました。
どこに書いてあったっけなー。男の子に対しては叔父が必要って話。それに似てますね。